『バットマン』の担当ライター、トム・キングは、先日バットマン誌に登場した悪役サイコパイレートの重要性をニュースサイトNewsarmaに明かした。
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New52世界での登場はバットマン誌が初めてとなるサイコパイレートは、自身の感情を相手に投射し“神さえ狂わせる”強力な感情操作の持ち主。
バットマン誌では、バットマンの伝統的悪役ヒューゴ・ストレンジと共に、スーサイド・スクワッドの別働隊として登場し、その能力を用いて政府の作戦の一翼を担う事となる。
しかし、同誌に関するインタビューの場で、フラッシュポイント前の世界においてサイコパイレートにはもう一つ特異な能力を持っていたことを、インタビュアーがライターを務めるトム・キングに指摘。
その指摘をトム・キングが認め、サイコパイレートが今後のDCユニバースにて重要な役割を担うことを明かした。
インタビュアーが指摘したサイコパイレートの特異な能力とは、“改変前のDCユニバースの記憶を失わない”事。
80年代にDCが行った世界改変イベント『クライシス・オン・インフィニット・アースズ』にて重要な役割を演じたサイコパイレート。
彼は、その後グラント・モリソンの『アニマルマン』にて再登場し、クライシスによって改変された世界においてただ一人改変前の記憶を持ち続け、“狂人”としてアーカムアサイラムに収監されている事が明かされた。
現在のDCユニバースは『フラッシュポイント』による世界改変の謎に迫る展開を行っており、トム・キングがほのめかしたように、サイコパイレートが改変前の世界の記憶が持っているのであれば、世界改変の真相に最も肉迫しているバットマンの前にサイコパイレートが登場した意味は大きい。
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